2007-01-01から1年間の記事一覧

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僕は僕は僕は好きになる好きになる 僕は好きになる 明日も僕は自分と好きと言う事の区別がつかない 健忘と自失と怠惰と恋 僕は歳をとっていく 記憶が抜けていく 責任が重くなる 女の子が不必要になる 僕は力が増していって 殺す事ができるようになる 自分の…

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心臓から心臓へ 僕たちはいない人になる 僕たちは手をつないで からっぽなこころをただしいんだっていう さくらがおわった。 もうすこししたら、時間が進んだら 夏の夜の海に行こう もう倒れてしまっていいんだよって言われても やり直しできないのだから 元…

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犀川沿いを一人であるいていた 今日も灰色な空が、ゆっくりと海まで流れていっている もう四月も終わるのに、まだ寒い 飲み終わったコーヒーの缶が冷たくなっていて 持ちながら歩くことが嫌になってきた コーヒーを買ったファミマの店員かわいかったな 大人…

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ミントクリーム 僕は今日も世界に不自然に存在した。 ラブホテルでメガネを歪ませちゃったから 世界も僕のもともとの乱視を補正できなくて ぐにゃっと、整形し形成していった 眼鏡屋さんでメガネと世界を治療してもらっている時 サングラスをすすめられた 色…

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僕は実は魔王だって 殺されて 勇者は皇女の処女を奪って 飽きて捨てた 捨てられた皇女を魔王は、拾って服を着せて お風呂に入れて やぱっり抱いた、 僕と魔王は世界を孤独にする為に計画する。 拾った女の子を、どういうふうに愛せばいいか? どういうふうに…

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お腹がすいたから 街にラーメンを食べに行った ラーメンとチャーハンたのんだ 食べられないのに 無理やり詰め込んだ 頭がくらくらして 街中はにおいがあふれていて気持ち悪くて ドブ 香水 タバコ 体臭 食べ物やさんの匂い とかが混じって 何度もはきそうにな…

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君の手を離さないように、僕は両手を伸ばす 2本しかかない手を君のために伸ばす 僕はシジョウの胸の中に顔をうずめているとき 泣いているのかもしれない 卒業式がある 僕も呼ばれていて、 硬い卒業証書の筒 硬くて小さい唇 硬く整えてない眉 成長しきってな…

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僕は夢でみた、死体を隠す袋と同じかばんを買った 欲しかったデジタル一眼レフのカメラを買った 写真を編んでいこうと思います。 上から4階の自販機にキリンメロンクリームソーダが売っていた 甘くてケミカルでこどもっぽい味なのだなと思って 120円いれた、…

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ノイズ パソコンから、イヤホンの音漏れのような音が 砂粒になって、赤ちゃんのような 音のような音がする 気持ち悪い くちぐせ わりと って意味もなく言ってしまう にゃっしゅ って意味わかんないこといってしまう おっつ って誰かからうつされた 若くて細…

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仕事していたら、靴下から キラキラする煙が上がっていてなんだろうと考えていたら わりと早く幻覚だって気づいた 僕をうすっぺらくだけ理解したい 僕の気息と記憶を取り込みたい 僕の主体をのっとりたい ある季節のある日のある夜のある時間の僕の内面にざ…

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月 今日も自転車で帰る いつもの吐き気を耐えて耐えて走った 川沿いの桜の木の下、ピンクのもやの中からみた 薄く雲がかった、やけにオレンジ色の月は 僕を哀れんで 見下しているように 感じた。 おっぱいにうずまりたい。 雨と傷 昨日の夜、シジョウにすり…

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普段から、感情を内側に押し込んで 創造のために生活を犠牲にしていますが たまには、働く日もあります 一ヶ月に1回ないくらいです。 大体は頭の半分以上、創造とエロスとくらやみの中の生活です。 今日は新しいクラスの担当で 普段よりよくしゃべって社交的…

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動かないほうが楽に 動かさないほうが楽に 停波時間がもう少しでくる 全世界の通信が止まる 僕は甘い飲み物は普段からあんまり好きではないけれど ココアが飲みたくて、自販機で買った 停波時間を狙って灰色の空に灰色の戦闘機が一機とびたつ 何で女の子が僕…

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夜遅くまでおきると 次の朝まで(昼まで)悪夢をみる これは僕の夢なのか? 誰かの悪夢に入っているのじゃないか? 誰かを悪夢にしているのじゃないか? 今日はカワリとえっちなことをしていた シジョウとはまだはげしくできないから 依存症の僕は、カワリか…

9

桜の枝が、夜の闇に影だけがうっすらとみえていて その闇の中でさえピンク色の枝になっていて とても綺麗だった 遠くの深い都市にいる僕があったことのない人も このピンクが見えるのだろうか 見えるだろうかと思うけど 本当は僕しか見えないのだ なんて事実…

8

僕の精神は、いつもより高い、より深い世界に、ゆっくりと挿入されていっている 寒さが心地よくて 人がいないレンタカーの駐車場で 背中にはホテルが立っていて みずたまりに反射している光が、ぬるぬる光っていて 悪魔は日曜も僕の時間を奪いたい 僕はそれ…

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僕は今日ふと思って、記憶を逆走してみた 僕の汚い唇に唇を合わせた女性のことを考えた 僕が、主体としていなくて 彼女らによって僕が、作られた事を実感した 要するに僕は、アニムスを押し付けられて 創造された 僕の指の震えや 嘘で自身わからなくなった過…

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カワリからよる電話あって すごくえっちなことがしたいって言われたから セックスできなくなったって言った そしたら、私とならできるよって言われた 普通にできた 僕の薄汚い精神を重く実感して眠れなかった シジョウとの距離が減圧されていって しずくが、…

5

勉強に疲れたシジョウが僕を利用した。 僕は腹が立った ハクイ駅で別れて、 僕はいろいろなものが壊れて行くのがいやで 僕は駅前で、うおーって叫んだ 僕は駅で大声で意味不明なことを叫ぶ人だ 自動販売機を蹴飛ばして 壁に頭をぶつけて あっちに行かないよ…

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大阪の彼女にとって僕ができることがあるとおもい 舞い上がって電話した けど僕はそれほど必要とされていなかった そんな事より、電話かけるまで思い浮かべていた彼女の声と 実際の声とが違っていて、僕の脳に少し混乱が混在してきた 実際の声は、深くて、子…

3

今日も 久しぶりにカワリが自殺みすいで 僕は塾を途中で帰った。 空におっきく浮かぶ黒い街には そんなことは起きない。 今日も暑い 会話 僕が僕だって人間だよっていったら 私も人間ですよ、男のおもちゃじゃないです。 ってカワリにいわれた 夕方ごろカワ…

2 すきな

すきなひとの好きなものは全部壊れたらいい って東京への夜行バスに乗っていたら隣の女の子(シボ)が そうつぶやいていた。 価値 価値がない人生を続けていますが、 特別なハンバーグとか食べました 僕はまたほめられなかった まだだめ 女の子の匂いは何種…

ハクイ1

「羽喰い」 登場人物 カワリ 細い女の子 瀉血が趣味 シジョウ 僕が理想にしていた空想の実在する女の子 シボ 隣にいるかもしれない 通り過ぎるかもしれない女性 僕 僕は一人称かつ三人称 カワリ 細い手首から虹色のフィルムでできた紙飛行機が飛んでいく 風…

for divers 1(Etude of techno)

電子と羊水と青と紺の海に僕は潜った すぐ細い指が両手で200本ぐらいオペレーターに 僕の肉体は分解された そのオペレターの技術は人間がちゃんと生まれるぐらいの確立で 僕を海に最適化させることができるらしい 海に優待されていた僕は脳と髄だけになって …

いろんなものを捨てて僕は再度ダイブする 果ての果てを

生きる指標の再考

洗練しない 認められるために作らない 昨日の自分を今日殺して、今日の自分を明日殺す 自己否定の先を探求する 探求先や寄り道で得たものをそのまま文にする 否定の先は、死か生かそれ以外か 以上を社会的日常生活と融合させて、生きる 指標は柔軟的に適応さ…

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この手がなくても、この耳が聞こえなくても、この目が見えなくても この足がなくとも この唇がなくとも 性器がなくても 僕の心がなくても 僕が存在しなくても、君が好きです。end

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植木鉢が倒れた、水色の空気が透明で光が白くて それは、記憶と重なる ありもしない事が、おこることは無い 洗濯機を回して、寒いベランダの風を浴びて 音の悪いCDプレイヤーを再生する いつものCDをかける 僕はパソコンの前に座り いつもの情報を飲み込んで…

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こんな風に思うのは薬のせいか、僕のいない世間、舞台が騒ぎ続けているせいか 僕のはずのベッドに寝ている彼女が 甘すぎる虹色の飴玉を吐き出きだしていた 寝ながら飴をなめていたようだ 過剰な糖分が脳をあま噛みしているだろう 寝ているときに飴とか食べた…

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彼女と公園に来た まだ夏の暑さがしつこい 僕は自分だけ途中で自分だけレモンスカッシュを買った 僕は途中で買ったタンポポを彼女に渡したかった 僕は一人しか座れないベンチに座った 彼女は青紫の細い白の細かいドットのワンピースを脱ぎだした 僕はそれを…