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勉強に疲れたシジョウが僕を利用した。
僕は腹が立った
ハクイ駅で別れて、
僕はいろいろなものが壊れて行くのがいやで
僕は駅前で、うおーって叫んだ
僕は駅で大声で意味不明なことを叫ぶ人だ


自動販売機を蹴飛ばして
壁に頭をぶつけて
あっちに行かないようにした。
僕の生存本能は強いらしい


僕は苦しくて、カワリに電話をかけて
吐露しようと思ったけど、
何か違うから、やめた。

そんな僕は早くやめないと
ぬかるみから、出られない

僕の未熟 
父親の気持ち悪い愛情の表現を僕も彼女にしてしまい 僕は壊れたくなる
母親のルサンチマン体質を僕も受け継いでしまっている。

僕は彼女に

僕は愛情の表現がうまくできないから、うっとうしかったら言って って言おう
と考えていた、それ自体がうっとううしいのに

かっこいい人間は、唇と唇がうまくあって 抱きしめるタイミングも上手だ
気の利いた冗談も言えるし、何かとポジティブだ
彼らから見た僕は

不恰好で、気持ちが悪いだろう、内向過ぎる僕は、他人に理解できるようにはできていない
僕が弱いから、僕の孤独は
違う僕は、選んで僕しかいない深淵に突入するんだ

僕にあるのは、浅い絶望と、誤解している自分 過大評価と過小評価を繰り返す。

誰か助けて、いや不可能です。末期ですか? 乗り越えればステージが新しくなる

うっさい僕に僕を求める事をもっとしろ

キスがしたい、抱きしめたい、髪をなでたい セックスがしたい

僕に優しくしてください、僕は誤解するけど、利用するけど 代わりにするけど
おもちゃにするけど、快楽で僕と沈む事になるけど、僕は足りないのだ

僕は破裂して、女の子に僕の内臓や骨折した骨がふりそそいで
僕の汚濁が、悪臭が、裸の女の子に降り注ぐ
腸などのはらわたが、そこらじゅうに散らばる

愛をもっと 愛をもっと 愛をもっと 愛をもっと 愛をもっと

愛なんて言葉 僕に使う資格は無い

女の子なんて、甘えるだけ甘やかしてしまう
僕は


明日は人生の重要なポイントを通過する
シジョウの白い体を味わいつくすのだ、