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夕暮れ影になった木がおい茂る、頭をつかんでくる手のような森丘
その頂に 不恰好に調和されいる半球に引っ付く望遠鏡
天文台 ここで僕と彼は働いている、


夕食も彼の妻と
夜も彼の妻と


ある時
僕はある星を発見した
その星には
空の色のように色とりどりな
命があり 生活があり 文化があった
新しい生物も作っていた
そんな事はどうでもよく

その星から見て
赤い月が
赤い月の上に青い月が
その青い月の上に赤い月が
その赤い月の上に青い月が
無限に続いた


あるのは解っているよ、


彼はあたらしい月を見つけた
その月は 緑と黄と紫の月がまた無限に続いていた
みんなは同じ事をした