天使

天使の大きさを縮小するように言われた
使っていいよってハサミをもらった

25歳のときに15歳の女の子とセックスした
僕が京都に住んでいて、その子は新潟に住んでいた
僕は特急で新潟にいって
あって駅前のマクドナルドでしゃべって
宿泊予定のホテルに連れ込んで、おしゃべりして
かわいかったから、髪の毛をなでた
大きい瞳と部活のテニスで焼けた肌がおいしそうだった
べっとに誘った 少し抵抗されたから
くびねっこつかんで無理やりキスした、
どんなキスかっていうと、唇を這わせたり舌をつっこんだり
するんじゃなくて
唇と唇を軽く合わせるようにした

唇を重ねて

髪をなでて

唇をなでて

髪をなでて

唇を重ねて

首筋をさわった

耳にキスをして背中をやさしくさわった

唇を重ねて

手を握った

唇を舐めて

Tシャツからでている腕をさわった

首にキスをして



そんで
両肩を押さえつけて、あごを手でキスしやすいように上げて
深い深く壊したいキスをした

僕も健忘しだした
いつの間にか体を舐めて

濡れてた

次の日は舐めてもらった

その日はセックスしなかった

休みがあると新潟に行って えろい事をしてきた

細い未発達の体に 薄い胸に、細い肩に僕はおぼれた

いつか連絡がなくなった

僕は新潟まで行くのがめんどくさくなって

なんか適当にひどいことを言って 連絡取らなくなった

そんで今日久しぶりに会った

ずいぶん美人になっていた

今は大学生をやっているらしい

そんな話をしてたら

黄色いレインコートの子供がやってきた、

その子の子供だって 

5年前に生まれたって

僕の子供だって

さぁ 天使を縮小するときだ! と思ったけど違った

僕はその子の子供を引き取った

明日その子の子供とセックスをして
生まれてくる子供が 天使らしい

天使の縮小をするために
ハサミを封筒に入れて机に隠した

僕は翳って行く夕方の部屋の中で
朦朧としていく意識の中で

夢と現実はつながっているんだと
なんとなくわかった

炭酸水を冷蔵庫からだした
コップについで飲もうと思ったけど
全部流しに洗われずにおいてあった

ペットボトルの栓を開けて
パソコンの前に座った

天使の幼い母親が僕の太ももにあごを乗せている
炭酸水を飲みたがってたけど
あまくないよっていったら いらないって

nintendoDSテトリスを渡してあそんでなっていった

夕方に幕が降りていった
車の音が遠くでした
隣の家の夫婦が一緒におふろに入っている声がした

その子と一緒におふろに入ろうかなんてかんがえた

夜になってまた 夕方に戻りだした
ああ世界が元に戻るのかな

僕は25歳になって 15歳の女の子にひどいことしないのかな
って思ったけど

ただ単に夕方に戻っただけ
自体は変わらず

僕は天使の縮小について、考えた 考えるふりをした

おやすみなさい おやすみ 

あいしてるよ