31


カーキ色の濁流が流れている梅雨の犀川
歌を歌いなれた兵隊が平和街から出兵
香林坊広阪あたりを制圧

ぬかるみと軍服と銃

21美にテントを立てて拠点とした
僕は軍のことは全然わからない

僕はこの歳になって
まだ受験勉強をしなくちゃいけなくて
でももう勉強が忘れちゃってわからない

銃を持って歌を歌って攻めてくる敵を打ち倒せ
君の勇気だけが金沢市を守るのだ

ざーーーーーーーーーーーーー(あめのおと)

ここでヒント敵の弱点は目だ!

敵の脳波こうげきをかいくぐり 歌を歌って
金沢市を守るのだ!

気持ち悪くて 吐きそうだった
吐いた、あめの匂いと泥と吐いたものの匂いとやっきょうのにおいでぼくはきもちよくなって
かなざわしはぜつぼうてきだー

さぁ 君も金沢を守ろう 


砂のにおいがした女の子の顔を思い出せない
砂をかんだ感じ
とても、脳がいい感じになってきています
明日は塾を遅刻する予定なので
明日から塾講師辞めようね
もうちょっと砂の女の事考える

私と平等なかんけいになりましょう
私私私とあなたは性格も何もかも違う性質を持つのに
同じ人間だから平等じゃないとね!

僕は忙しさに踊らされて
いや僕はこのときも音楽を聴いてコーヒーを飲んで楽しんでいた
人生を享受しているじゃないか

誰よりも私のことを思ってください
あなたは私のもの
あなたを私は独り占めしたいの
文章も絵も好きよ、でももっとあなたが好きなの

僕の脳のなんかの物質が分泌されているか無くなっていって
意識が遠くなっていって
現実を否定する体質になっていって
世界と僕の関係がまたうまく干渉しあわなくなっていて

あなたは私の理想だわタイプだわ
ちょっと暗くてもそもそしていて、内向的で 狂っていそうでまともなところが
人間らしさが、っ身にまとった絶望感が
ロリコンなところが 

あなたは私の心を抉り取るようなキスとセックスをしておいて
責任は取るべきだわ
私は あなたといるか死ぬかだわ

いかないで、どこにも 東京にも京都にも大阪でも

ああ 僕はそんな事をメールで言われて 
吐き気に、自分で紐で首を絞めた
壁に頭を叩きつけて

本棚に当り散らして
傘を折った

僕を何で、何かに当てはめて 君ら全体のルールで絞め殺そうとする
損なのに負けるわけ無いだろ
僕は君らのルールも利用させてもらうし
汚いだろうが

僕が生きるために僕が生きるために僕が生きるために僕が生きるために僕が生

今日は病院です
医療従事の女のひとの化粧っけが無くてかしこそうな顔が惹かれる


せいしんかの待合にいる
不安定な女の子も惹かれる

選択健忘する
あの女の人の胸を触った感じとかを忘れる。
好きな食べ物とか
いったら喜ぶ言葉とか

なんもない僕は思考するだけしかない
僕から思考が抜け落ちたとき
僕はたどり着いたと感じるのかな

それさえも感じない 
中身の無い人形のように
形成されて成長の無い だけど自分の成長を止めた非を認めない
そんな人間になってしまうのか

僕は理想が高い、プライドが高い
自分の価値は多分だれにも評価されない 理解できない

そう感じている
自己愛性?

僕はこれから先も食い散らかすの?
今思うとカイブツだった やあ そんなたいそうなものじゃないな
性欲に支配されていた だけでは 僕は誤解されちゃう
性を含めた高次元の思考の興奮状態と認証
性を使って、僕の思い通りにして
僕が価値のあるものだと 僕に思わせるために
抱いていたのかな
まぁ 詩的ではないな言葉にすると
ある事柄の一面性しか表現できないしな
誤解されるのも、見捨てられるのも


僕は薄っぺらい
夜に溶けてなんも無くなっていく散歩が好き

はやしっぱしのひげ
のびたTシャツ
裾に穴が開いたジーパン
めがね
缶コーヒー
ポケットに小銭
憂鬱な顔 おたくっぽい顔

僕は今日も街を通り過ぎる
誰の記憶にも残らないように


夏の風
夏の夜
早く来て欲しい

浴衣を脱がせて 胸にうずまりたい