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装飾や軽い幻覚に酔わないで
また言葉遊びもやめる
性的なことからも身を引く
僕は少し内向する


疾走
僕たちはちがう僕は疾走する
省みない、
擦り傷が全身を覆いだす
致命傷さえ僕をとめることができない

水平面の疾走ではない
垂直方向下部への疾走
僕がよく使う言葉ダイビング

いっさいがザラザラしたモノクロの光を浴びていって
暗部閉所の暗さではなく、
なまあたたかい人が住む街の暗さ
ビルの間、夜の蜃気楼が揺れて
犀川がながれていて
電線が幾つも交差して走って
月明かりが覆う雲をぼやかして、
たまに雲の切れ間に明かりをこぼして

間接が少し痛い
眼球が少し重くて、黒目をずらすと鈍い痛みが走る
喉は咳をすると、ひりひりと痛い
頭は電波が強い室内に固定されているような
低音の鈍い圧力がかかっている

深呼吸してみる
肺に息を入れると、喉元が熱くて
胸部が膨らんでいって、中はざらざらしている

思考力は低下していて
僕がえがく絵も書く文章も劣化しまくっている

僕は何度も飛び降りる。


汚いです
あぶらと唾液と血液と精液と薬品のにおいがします

トイレのない部屋に綴じ込むられて
発情する薬を注射されて

過去にさかのぼって
若い傷つけやすいこころに致死量

めのまえが絶壁

幻が消えない

シジョウと駅の暗いところでひたすらキスしていた

僕の本質を知らないのに好きだってね

知ったらさげすんだ目で見られるだろう

僕の描く文たちが彼女を襲うようにセットした

気持ちの悪い僕の内面を知る

彼女の三番目の瞳がひらいたら

大きなおっぱい触れなくなる

奪う
空間を再血色する
絵の具を使う
これは絵の具 あれはクレヨン
クレヨンは食べる事ができる
絵の具には毒が入っている色もあるから
あの子を眠らしていたずらするために使う

僕が眠れるようにしてください
お薬をください
抱く女の人をください
猫とミルクをください
ください

欲しいと言える声をください

あげない
僕が僕に対してあげないという

僕は僕に僕のいきることを必要ないと思い出す

細胞レベルの自殺と
人間の自殺は同じ理由だ

僕たちは過程かもしれないし 必要ないのかもしれない
有害なのかもしれない

世界と言う巨大な人体の細胞である僕は
自殺したいと思わせられている


ぼくはいやなんだ
むかしからそれをうまくいえない

スラッシュ
自傷のために僕とセックスする
女の人が(います。/いました。)
カワリ ルエ

僕はそれに応じて、(ゴムの中/ )に射精する

剃刀の気分
注射針の気分

精液が出た事が安心するらしいです
みせてって言って 少しさわる
いっぱいでたら喜ぶ

段々、瀉血からセックスに移行した

君らが安心する愛情なんて、
僕らには関連付けられなかった

うとましさは僕にいつも覆いかぶさる
非情な混乱
愛するなら極限まで愛してよって
僕が極限まで愛したら
君は壊れるよ

うとましさから、連絡を絶ったら
カワリの部屋の落書きは感情の文字の羅列が続いていて
行間が多用されていて
僕を呪った言葉があって

暗い公園でばったり出会った
僕はさされるかなって思った
自分に非があるから
さされてもいいかなって思って
久しぶりも言う前にキスした 胸をさわった

みんな僕の本当の名前を知っている
僕の恥ずかしい姿をしっている
かっこ悪いところも見られている
僕とした女の人が僕の机の中の日記を見に来ている
僕は全て見透かされている
僕が思っていることが、世界に影響を与えて
その影響から 彼女たちは僕の思考を察知する
ごはんを食べ過ぎた
それも仕組まれた事
こんな普通な気持ちになって
薄くなっていく
僕が出した体液が薄くなる
僕は薄くなる


まんがみたいに世界が光と闇でできてて
僕は多分闇のほうの人で
けどそれも中途半端
光の彼女ができて、僕も光の仲間にはいっちゃって
そのままお父さんになって けっこんして
しごとして 奥さんがかわいくて
ごはんがおいしくて
奥さんとセックスし続ける
光にしくまれて 僕は書く事描く事で広がらせている闇が
消えていく 気力が無くなる
消費される

僕には孤独が必要だ
とかいって シジョウの実家に挨拶とかいちゃった
ごはんをご馳走になって
お土産をもらって

シジョウに送ってもらって
えっちなことをして

君らが多分一ヶ月でするくらいのキスを僕は一回あっただけでする
僕はいつでもインスタントな大量生産レベルの狂気を発動できる
キスにそれを含ませる セックスにそれを含ませる 声にそれを含ませる

光のやつらは、それらに弱い、光も闇を望んでいる面もある
そうぼくはやみにあやつられて 闇を広げている

僕の作った闇に、僕は闇に作られた

闇、黒い闇 白い闇 灰色の闇

灰色の闇が僕の居場所

中途半端で、白に近づいたり黒に近づいたりする


真昼間の海で、彼女のズボンを脱がせて舐めてそれと指で気持ちよくした
波の音、
まだセックスになれないあえぎ声にならない抑えている彼女の吐息が気持ちよい
気持ちよさになれてなくて、いきかたがわかって無い体も
僕はそごいすきだ、

僕は彼女を汚しに汚して、依存させて依存させて
僕はそうじゃないと
まともに人と付き合えない

狭い車の中で、うで枕しながら キスしていたら 首が痛くなった

おやすみなさい

世界がまんがみたいだったらネ。

下着がびっしょりぬれるくらいな夢
回転して飛んでいく羽
時代が昔
あっちの世界で益を生めばこっちではらくになる

兼六園から下の世界

多分暗い水族館 電車で小旅行のテーマパークと同じ世界

切るときに大きく広がる平たい風船みたいな刀

女一人と性具が交換だ

着物をやったじゃないか

最近では時間の爆発も大目に見ている

くっきりとした夢
酔ったような目覚め

あのころには戻れない

ぐおーんとした空気しんどうが続いて

湿度が高くて

フロントはもういやだ
遊撃ならできるかも

彼女の顔の部品か彼女の顔の上で泳いでいた
何かを決定したくない 理解できていないと言う事

汗をかいたところが痒い

女の子とおふろはいりたい
ぷかぷかういてやわらかくてすべすべして
おっぱいがすこしういてて
きもちよい