25

灰色
僕たちは 灰になって 到達する

僕たちは 会わないが 同調する

僕たちは 嫌いなものの中でも生活できる

僕たちは 感情 が薄いと おもわれる

僕たちは 黒に隠れる 黒い服を好む傾向にある

僕たちは いつも溢れる 感情をへいたんにしている

きみたち は あてはめたがる

何かを当てはめないと 不安でしかたない

僕たちはあてはまらないから不安になる

僕たちに 名前をつける

再度 僕たちは 何かになる

世界を分割することを望まない

僕は抱きしめたいを感じる

黒い下着の女の人が見える
黒は好き
白い肌に黒い服

僕は灰色なことを言う
自分勝手に巻き込む

僕はあんまりうまく女の人を扱えない
キスするタイミングとかわからない
自分がしたいなって思ったときに
首にてを回して、引き寄せて くちづける

そんなのは愛情だ



灰色の建築物から僕は落ちていく
いろんな記憶が、抜けていって

恋人を汚した記憶が、事実とともに抜けていって

雲を抜けて 雲を抜けて
僕は落下していって 速度をあげて

犯した処女も、元に戻って、
カワリも、優しい自然な笑顔を取り戻していって
それも僕の視界から、ぬけていって

僕は落下して 落下して
記憶と、引っかいた僕の生の記録や、実際の起こった事が消えていって

僕が落とした波紋が、内側に戻っていく
僕がいなかったことになる
それに気づいたとき
僕の口元がほころんだ

僕のいない世界が広がっていく
朝がくるよ
おはよう

僕は落下していく
でもだめ、
僕はコンクリの地面におちて 上から全ての爪あとと犯したあとと
女性たちが振ってきて
またもどった
 
 

黒い翼の あー いま絵を描くよ あれが言うんだ
 
僕は君より僕なんだ
 
私だけを見て って 彼女が言った
 
手の平に雪が降って 溶けて 空が青いことにやっと気づいて
線路を手をつないでね
靴とかばんを買ってね
 
蜃気楼が揺れて
シジョウは僕の飛び出す言葉は知らない
 
シジョウを汚したくない
それは自分勝手な愛情 あいじょうということーばをおまえがつかうな
 
彼女は泣いていて僕は抱きしめて
感情を吹き飛ばすために、どこまでもキスをして、
むねおつかんで、いつものセックスで
矢の感情を飛ばして、落ち着かせる
 
世界を
 
くっそ今日も僕はテキストで散らかす、
くいちらかしてやる
 
僕は肺臓を
 
 
   
 
僕は知らない 女性の性の奥と

僕は抱きしめたい、シジョウが痛いっていっても折れるくらい

手をつなぐのが好きで 
キスが好きで

セックスが好きで

シジョウは僕のセックスになれてなくて

僕ははなさない

これは違う 僕は女性を一人だけ偏愛できない

そうでもなくなった

わからない

今は手をつないで 夏の青空を ソーダ水と

僕は君を止めない