stagnate4

僻遠市街に散らかした廃棄物
映像なる、礼、貪婪する
ビジョン、肺骨
走り出す赤いドレス、エメラルドのハイヒールの成人の彼女
めまぐるしい高速で、走行中の兵士のバイクをぶん殴り
樹幹主塔に降下する

刃が疾走する、エメラルドのハイヒールが兵士ののどに食い込み
第一脳がはじける

美しい白い細い指が兵士の第二脳を引き裂く
指にはシルバーの四角い指輪をしている

次は精神の交錯 性身体に 弾増するドレスから 銃を取り出す
兵士は脳を再生しかけた

グロスでべたついた 唇が精神を侵食侵略した
銃を兵士の思春期のこめかみにあわせて、45発を1秒で打ちつくした

僻遠市街にも千年度から灰塔が設置されているから

魔法じゃない魔法が使える

水銀を呼び出した、灰塔

兵士は灰塔も利用して修復を試みた


兵士はいまから、一人の兵士という概念ではなく
イアーナという名前だ歳は12歳
イアーナは母親に取り込まれていて
自立する事を拒絶させられた、
イアーナが大人らしい事をすると 母親はヒステリックに包丁で
イアーナの学校の教科書を引き裂いた

イアーナがはじめて自慰をしたときは
母親は性器を焼いて切り取ろうとしたが、
僻遠市街公安に中止命令を埋め込まれた

イアーナの母は中止命令がくだったが
母親が不憫でしかたなく、成長を止めた

イアーナは今日もミルクを飲み、スコーンが好きで、
キャラメルポップコーンを母親にねだり

母親に合わせた 合わせた 合わせた

イアーナと母親の世界は多コミュニティから隔絶された

灰塔は成人にならない許可を埋めこめられないし
イアーナはそれさえ知らない脳に最適化させた
母親のために、母親のために 母親のために

緑化されつくした、僻遠市街は主塔からも美しく見えた
主塔の少女はイアーナについて知っていた

イアーナが軍に配属されたのは、
イアーナが母親を、母親がイアーナを殺したからだ、
イアーナの自宅を調査したところ
イアーナと母親は自己愛のループを起こして
無限に殺しあう形となった

ループ禁止の法律は今回僻遠市街にも適応された
イアーナ?はただの黒い戦闘服を着せられた、

灰塔の権利も不適応とされ
そしてさっき彼女に殺された。

ゴーストになったイアーナは灰塔の権利なし区域で
漂う。


臭気と秋季と周期と終期のなかで、
彼女のために主塔の少女は虹をかけようとした。
僕はぬかるみから、それを許諾しなかった
ぬかるみから見てそれは、経路でも経験するべきでもない
最上のくだらないことだったからだ、


エメラルドのハイヒールの成人の彼女は灰塔で
主塔に帰った