stagnate1
この街は最上階の灰が降る庭園
空地埠頭の隅から、空気船を横付けして
僕の街へと暗い精神の影たちが
僕の街をわかりやすい形式に変化させていく
君の頭が悪いから、影たちは活躍する
影が僕に近寄ると、ねじれた僕の心が絡みつく
色彩学の授業をさぼった
朱雀の群れが羽を広げ、太い電経線で休んでいる
今日も雨と灰が降り止まない。
タクシーで市立の植物園に向かった
近づくにつれて、雨灰足は強くなった
君がねじった世界は、僕が調整している
今日の雨はいつのねじれか?
知らせたい、同調させたい、共鳴させたい
僕の欲求は僕の世界と並列する
さあ、警告音を鳴らそう
暗い精神の影たちは主塔の少女を見上げる
白い幽霊が空を織り込む
さあ、始まる再度僕は主塔から飛び降りる
僕は先に進むのだ、人の先、僕の先