Norwegian baseball Cat 7


今日布団を剥いで、汗で濡れたシャツを脱いだ
晴れていても雨でも首を絞めたい日だ
台所にある缶コーヒーのプルタブをあけて、少し舐めた まずい


よる1時ごろ寝て、12時ごろ起きて 8時くらいまで寝てそれから12時前くらいに寝る


幽霊や魔女や人形や巫女の女の子とルールに従って夕暮れから帳が下りるまで遊び


深呼吸を何度も繰り返す。


小学校からハイイロアサガオの鉢を盗んできた、
ベランダにおいて、ジョウロがないから手で水をすくって湿らせた


ピンポン球が一つ螺旋階段をゆっくりバウンドして落ちていく


水蒸気を詰めてあるペットボトルを吸った


気管支と孤鬱病を広げるパッチを胸に張った


胸には昨日切った傷と、
カブトムシの幼虫の皮と鉛筆削りのネイルデザインで傷つけられた後が
あばら骨に沿って並んでいた


僕は部屋の隅で、寝転んだ
アレルゲンであるダニの屍骸や生理の血、下手すぎる下の階のバイオリンを聞いて
発作を起こした


呼吸ができなくなり、痰がからまり、咳が出て
少女性が欲しくなった
また、僕のことを好きな女の子に会いたくなった


どの色も今日は目に痛い
またコンビニや店舗の照明が明るすぎる


一つのフィルムで24枚彼女を撮影した、
あの笑顔は僕のもの、だ、
僕の軽いふざけたプラスチックのカメラには
シャッターをおして ジリジリ巻いて とり終わったら手動で巻き戻す必要がある


25枚の彼女を僕のものにしたくて
巻き取る前にふたを開いた


金澤の暗い灰色の光で感光させた。


僕のものになった気がしなかった


僕は癇癪を起こして彼女が焼かれていたフィルムを伸ばして、駅前で首をつった。


彼女は長い髪で自分の首をつった。


僕は、私はお互いを琥珀に閉じ込め何回も死と再生を繰りかえす。


おやすみなさい。 ああ おやすみ。